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GBR(骨再生誘導療法) |
インプラントを行うにあたり、骨が薄くなってしまった場合、骨の再生を促す特殊な膜を入れ歯槽骨を太くし、欠損した骨組織を再生させる治療法です。 |
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RDA |
国際的研磨試験法で定められている、歯みがき剤の研磨性を示す指数のことです。
数値が大きいほど、研磨性が高いことを示します。 |
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X線CTスキャナ |
難しい治療の場合や、より美しくインプラント治療をしたい場合に必要となる、特殊なレントゲン装置です。 |
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アクセスホール |
上部構造物(インプラントの歯の部分)にゴールドスクリューを挿入する穴です。 |
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アタッチメント |
入れ歯の維持・安定を図るために、残っている歯に取り付ける装置のことです。 |
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アタッチメントレベル |
セメント質とエナメル質の境界線等を基準線とした場合の、ポケットの底までの距離をいいます。 |
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アパタイト(ハイドロキシアパタイト) |
歯磨剤に配合されたりしている、リン酸カルシウムから成る、
歯や骨を構成する、人間の骨の成分とほぼ同じ成分です。 |
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アパットメント |
上部構造(歯冠部分)をインプラント(歯根部分)に固定するためのチタン性の土台です。
その上に人口歯を装着して歯肉が治癒するまで、個人差はありますが、1〜6週間ほどかかります。 |
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アブセス |
過去に神経の治療をしたところが、感染の結果、膿がたまることです。 |
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アマルガム |
銀とスズの合金に銅や亜鉛を添加した粉末を水銀で練ったもので、
主に虫歯治療のため、歯に充填される歯科治療材料で、70年代をピークに広く普及していましたが、近年ではあまり使用されていません。 |
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インフォームドコンセント |
1970年代、アメリカから広まった医療思想です。
医師が患者様に対して、治療を開始する前に、治療の必要性、治療期間、治療効果、治療にかかる費用等を、わかりやすく説明し、その上で患者様から同意を得ることを言います。 |
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インプラント |
歯を失った部分に失った歯の代わりとして、人工の歯根を顎骨などの中へ埋め込み、その上へ歯を作るという、最新技術治療の事です。 |
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インプラント矯正 |
矯正用につくられたインプラントを顎骨の中に埋め込み、そこを支点にして歯を移動させ、今までよりも安定した歯の動きを可能とし、治療期間を短縮させる事も出来ます。 |
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う蝕 |
口腔内の細菌が糖からつくられた酸により、歯が溶けて穴があく多因子性の疾患です。簡単に言うと、虫歯のことです。主な原因菌は、ミュータンス菌とラクトバチラス菌と言われています。 |
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エキスプローラー |
う蝕や歯石、硬組織疾患の探索等に用いる、先端が尖っている器具。 |
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エナメル質 |
歯の構造上、通常目に見える部分がこのエナメル質であり、象牙質に支えられています。歯冠の最表面にあり、人間の体の中で最も硬い組織でできているが、
殆ど無機質で出来ているため、象牙質の支持がなければエナメル質は硬くてもろいため、容易に折れてしまうのです。 |
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エムドゲイン |
スウェーデンのビオラ社で開発された歯周組織再生誘導材料です。
歯周病(歯槽膿漏)で失われた歯周組織の再生を行う新しい治療法です。 |
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オートクレーブ |
高温、高圧蒸気で加熱することにより、院内感染の原因となる細菌やウイルスなどを完全殺菌するための、器械・器具・材料の滅菌する容器です。 |
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オールセラミッククラウン |
金属を一切使用しない差し歯なので、金属アレルギーの患者さんにも安全です。セラミックという陶材を用い、水分の吸収が無く変色しない為、美容歯科・審美歯科で最も使われている材質です。 |
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オステオトーム |
リッジ・イクスパンションとほぼ同じ方法ですが、歯槽骨、おもに骨の軟らかい上顎にインプラントを埋入する新しいインプラント手術法です。 |
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オッセオインテグレーション |
インプラントで使用されているチタンが顎の骨と直接結合する方式であり、インプラントの開発者ブローネマルク教授が名付けました。
骨という意味のラテン語のオス(os)と、結合という意味の英語のインテグレーション(integration)が組み合わされ、オッセオインテグレーション(osseointegration)と呼ばれています。
安定性が非常に高く、硬いものを噛んでもぐらつかず、天然の歯と変わらない噛み心地である為、現在はこの骨結合型インプラント(オッセオインテグレーション・インプラント)が使用されています。 |
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オトガイ |
下唇の舌に位置する下顎の正面部分。
インプラントを埋入するための骨が不足している場合に行う骨移植の時に自家骨を使用する場合に、オトガイ部分から骨を移植するケースがあります。 |
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ガス滅菌 |
高温で処理できないプラスチック等の器材・器具を、ガス体を使って滅菌するのに有効な方法す。 |
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カバースクリュー |
インプラントを保護するフタにあたる部分です。 |
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カリエス |
虫歯のことです。カリエスとは骨が腐るという意味で、骨・関節の中で最も高い頻度の疾患であります。 |
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クラウン |
神経が死んでいる大きな虫歯で歯を削ったときに、金属やセラミックで覆う被せ物のことです。金属のみでできているクラウンや、セラミックのみでできているオールセラミッククラウンなどがあります。 |
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クラスプ |
入れ歯を作るとき、入れ歯を安定させるために、残っている歯に引っかける針金のような装置のことです。 |
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グラフト(骨移植) |
歯槽骨の高さや幅が足りない場合に、患者さん本人の体の別の部位から取ってきた骨を歯槽骨にもってくる方法です。本人の骨を使うので、拒否反応の危険がなく、骨どうしの接着が良好に行える安全な方法であるためです。 |
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サイナス |
別名副鼻腔と言います。上顎の骨のすぐ上にある、大きな空洞の事です。 |
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サイナス・グラフト(サイナス・リフト) |
上顎臼歯部におけるインプラント治療において、上顎奥歯の歯を失い、上顎の空洞(サイナス)が拡大した時に、移植骨や骨補填材によって上顎洞の底部を押し上げ、長いフィクスチャーの埋入を可能にする治療方法です。 |
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シュナイダー膜 |
上顎洞と歯槽骨との間にある粘膜です。 |
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スケーリング |
歯からプラークや歯石を取り除く事です。 |
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セカンドオピニオン |
主治医以外の医師に診断や治療方針について意見を求めること。 |
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セメント質 |
歯根の部分の外側を覆う硬組織です。歯と顎の骨を結合しています。 |
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セラミッククラウン |
食器などに用いられる陶材であり、天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できます。
水分を吸収せず変色しない為、長年歯を白く保つのに適しており、美容歯科・審美歯科でよく使われています。 |
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ソケット・リフト |
サイナス・リフトと同様に移植骨や骨補填材によって上顎洞の底部を押し上げ、
インプラントを埋入するスペースを確保する治療法です。
サイナス・リフトに比べると、時間的にも肉体的・精神的にも簡便な治療法です。 |
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チタン |
資源が豊富で腐食しにくく、安全性に富み、軽くて丈夫でさびにくい為、
歯科以外でも広く多く使われている金属です。 |
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テック |
治療途中で被せる仮歯のことです。 |
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デンチャー |
入れ歯のことです。 |
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バイオフィルム |
虫歯・歯周病の原因菌となる歯垢(プラーク)が、歯の表面にフィルム状にくっつき合った細菌同士の固まりのことです。 |
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パルスオキシメーター |
通常の歯科治療の場合、呼吸循環系合併症のあるリスク有病者のために、動脈血の酸素飽和度と心拍数を無侵襲に、リアルタイムに連続測定する測定器です。 |
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パントモ |
上顎洞で炎症が起こったとき、デンタル(部分撮影)だけでは診断が難しい場合に行う、口全体のパノラマ型のレントゲン撮影法です。 |
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ヒーリングアバットメント |
インプラント頭部を保護したり食片圧入を防止する為、歯肉の形成の目的で一時的に使用するものです。 |
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ヒーリングキャップ (healing cap) |
アバットメント頭部を保護したり食片圧入を防止する為、歯肉の形成の目的で一時的に使用するものです。 |
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フィクスチャ− |
骨の中に歯をしっかりと固定して埋めるインプラント体(インプラント・ボディ)のことです。 |
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プラーク |
食べかすや糖分が溜まり、繁殖した細菌の塊が歯の表面にへばりつく歯垢のことです。
放っておくと虫歯や歯周病の原因となります。 |
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ブリッジ |
歯が1〜2本ない場合、隣接する歯を利用して人工の歯を作るいちばん一般的な補綴物です。 |
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ブローネマルク |
世界で一番古いインプラントを発見したスウェーデン生まれの科学者です。
1950年代初期、ブローネマルク博士は、非常に軽量な金属である純チタンと骨の組識とを結合させるという大発見をし、その後長期に渡り人工歯根(インプラント)に利用する方法を開発し、インプラントシステムを完成しました。 |
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プロービングデプス |
歯と歯茎までの深さの計測値をいいます。 |
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プロビジョナルレストレーション |
炎症の抑制と咬合の安定をはかるという目的で、補綴治療中に装着する仮の歯のことです。 |
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ペリオ |
歯周病(歯槽膿漏)のことです。 |
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ポーセレン |
別名セラミックと言います。
従来の銀色の被せ物とは異なる、陶製の歯科材です。
強度が高く、色や透明度が天然の歯に近いため、単独でもブリッジでも適用できます。 |
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ボーン・グラフト(骨移植) |
インプラント治療を行う際に、骨がやせて薄くなっている場合などに、その部位に移植骨のブロックを移植し、十分な高さ・幅をつくり、インプラント治療を可能にする手術です。
移植する際は、患者本人の歯槽骨や顎骨や、骨補填材が使用されます。 |
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メタルボンド |
大型ブリッジから小型補綴物まで、幅広い症例に対応できる、
金属の上にセラミックを焼き付けた差し歯のことです。白色なので、比較的天然歯に近いです。 |
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メンテナンス |
インプラント治療後、インプラントやその他の歯を長く快適に使うために行う、定期健診、歯周病チェックや清掃等の予防治療のことです。 |
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リコール |
定期検診等、歯医者さんから患者さんに、葉書やメールなどでお知らせすることです。 |
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リッジ・イクスパンション(スプリット・クレスト) |
歯槽骨の厚さが不十分な場合、幅を広げてインプラントを埋入させる治療法です。 |
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ルートプレーニング |
歯からプラークや歯石を取り除いた後、軟化したセメント質を除去し、根面を硬くかつ平滑にする仕上げの事です。 |
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レジン充填 |
虫歯に犯された部分を取り除き、歯と同色のプラスチック様の材料をつめる方法です。
小児歯科では最も頻繁に行われる虫歯治療です。 |
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印象 |
インプラント治療の際に、歯型を取ることです。 |
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仮骨延長法(ディストラクション) |
骨移植を必要とせずに新生骨を増生できる、インプラント治療における新しい骨増生の1つです。 |
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仮歯 |
上部構造の治療途中の削った歯に被せる仮の歯の事です。
咬みあわせの位置を整え、食事がスムーズに出来るようになります。 |
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壊死性歯肉炎 |
スピロヘータや紡錘菌等の細菌の混合感染から、抵抗力の低下、栄養失調、心理的ストレスや睡眠不足などにより、歯茎の強い痛み、腫れ、膿の排出などを起こす、歯茎の疾患です。 |
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顎関節症 |
顎を動かすと顎関節周辺が痛んだり、顎が鳴ったり、顎関節周囲の筋肉や靱帯の圧痛など、顎の運動異常を主症状とする慢性的な疾患です。 |
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義歯 |
歯が欠損した部分に入れる入れ歯のことです。
一本〜数本の部分入れ歯から、総入れ歯まで様々な形があります。 |
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局所麻酔 |
歯を抜くときや、歯の神経をとるときに、治療前に前投薬を使用したり、意識を失わせることなく、知覚神経を末梢して刺激伝導を遮断し、身体の一部の知覚を消失、鈍麻させる麻酔です。 |
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口腔 |
口から喉までの空洞部分です。 |
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骨移植 |
インプラント埋入時、フィクスチャーの露出があったり、骨が薄い場合、他の部位から採取した骨片を移植し、骨の量を増大させる手術です。
一般的には口腔内から採取しますが、腸骨から移植する場合もあります。 |
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根管治療 |
虫歯が進行して、歯根にある神経(歯髄)にまで炎症が起こったり、歯髄の炎症が進んだり、歯随が死んでしまった場合に神経をすべて取り除き、根の先端の病巣に対処する治療の事です。 |
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再生医療 |
人工材料による医療(代表的治療が歯科インプラント)の総称の事を言います。
培養骨、骨膜培養、歯肉培養、小唾液腺培養ぐらいまでが実用段階です。 |
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殺菌灯(紫外線消毒) |
照射される紫外線により、つねに滅菌状態を保ち、滅菌後の器具の保存、保管用として使用される低圧水銀灯の事です。 |
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支台歯 |
ブリッジの土台となる歯の事です。抜けた(抜いた)歯の両隣の歯を細く削り、土台を形成します。 |
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歯間乳頭 |
歯と歯の間の歯ぐきの部分です。大変弱く、腫れやすい部分です。 |
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歯根膜 |
歯槽頂線維、水平線維、斜線維、根尖線維に分けられる、歯根と歯槽骨の間にある組織です。
弾力性があるため、噛む時の衝撃や圧力を和らげる働きがあります。 |
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歯髄 |
象牙質の内側で歯の中心部にある組織です。この中には、血管、リンパ管、神経線維などがあって、歯に栄養を与えています。 |
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歯槽骨 |
歯を支える骨のことです。
歯根膜が入り込んでいる部分の固有歯槽骨と、周りの土台となっている部分の支持歯槽骨の二種類から成ります。 |
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歯槽膿漏 |
歯周病のことです。
歯槽から膿が漏れることです。口臭の原因にもなり、物を食べる時、噛みにくくなります。 |
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歯肉炎 |
歯垢の中の細菌中の有害物質が原因で起こる、歯周病の一歩手前の歯肉の炎症です。
この時期であれば、毎日綺麗にブラッシングする事により、歯周病を防ぐ事ができます。 |
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笑気麻酔 |
一時的に知覚を麻痺させ痛覚も消失させるという効果のある笑気ガスを、
専用のマスクから吸い込む、麻酔方法の事です。
インプラント手術の他、歯科治療に恐怖心を抱いている方等に、ストレスを和らげる方法として、適応します。 |
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象牙質 |
エナメル質やセメント質の内側にあり、歯の大部分を占めているエナメル質よりもやわらかい組織です。 |
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上顎洞 |
別名 副鼻腔、サイナスと言います。
上顎の骨の、鼻の横にある大きな空洞のことです。 |
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上部構造 |
歯を失ってしまった場所に、インプラントを植立する時に、被せる人工歯のこと。 |
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浸潤麻酔 |
麻酔薬を注射して、浸潤した部分が麻痺される方法です。
歯科では歯を削るときや簡単な外科処置などで、最も多く用いられます。 |
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神経移動術 |
インプラント治療をする際に、どうしても神経への悪影響が予想される場合、神経の位置をずらして、神経への圧迫や切断を避けるための手術法です。 |
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人工歯根 |
インプラントの意です。 |
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静脈内鎮静法 |
インプラント手術時などにおいて、「痛くない、快適で安全な歯科治療」をより強く進める為に、緩和精神安定薬を静脈内点滴に催眠鎮静導入剤を少量投与することにより、鎮静状態を得る方法です。
患者様はほぼ完全に眠ったような状態になり、術中の苦痛・恐怖などのストレスを完全に取り去り、快適な状態で手術を行う事が可能です。 |
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切開 |
手術の際、表面を覆っているものを切り開く事です。 |
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鎮痛薬 |
中枢神経系に作用し、筋肉の筋肉の痛みと緊張を弱める薬剤をいいます。 |
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伝達麻酔 |
処置、手術部位の神経伝達路に局所麻酔剤を注入し、その支配下の神経全体を麻痺させる方法です。
歯下の奥歯のような非常に麻酔の効きにくいところに使う方法です。 |
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動揺 |
歯周病や咬合性外傷によって歯槽骨が吸収し、歯を支えている部分が少なくなることによって、歯がぐらぐらすること。 |
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剥離 |
歯周病では、ポケットの深さを減少させ、歯の清掃をしやすくし感染源をなくす為に、歯から歯肉を剥がし取る事です。 |
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表面麻酔 |
局所麻酔の一種で、注射その他の痛みを伴う処置をする前に、局所の表面に塗る、ペースト状、スプレー式、テープ式等の麻酔薬です。 |
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補綴物 |
インプラントの上部構造となる物、咬合・歯周・審美の3要素を持ち備える物です。
神経を取ってしまった歯、神経を残した歯に使用され、1本の歯に用いられる『被覆冠』と、歯を失った時、両隣りの歯を利用して失った歯の咬む力を取り戻す、1歯〜数歯に使われる『ブリッジ』と、歯を失った場合(1〜数歯)に、取外しが出来る『局部床義歯(部分入れ歯)』と、『総義歯』と呼ばれる金属、セラミック、レジン(高分子樹脂)等の人工の歯や入れ歯等の総称です。 |
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埋入 |
インプラント体等を、埋め込む事です。 |
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無歯顎 |
歯が全くない状態の顎の事です。インプラント治療をお薦めします。 |
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滅菌 |
歯科医では、ガス滅菌・オートクレー ブ・ケ ミクレーブ等を使用し、治療器具すべての微生物を殺滅、または除去することをいいます。 |
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薬液消毒 |
アルコール系・両性界面活性系・逆性せっけん・アルデヒド系・フェノール系・ヨウ素系・塩素系などに分類され、手指、創面、器具・器材など、様々な用途で用いる消毒のことです。 |
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予防歯科 |
むし歯や歯周病になる前に、フッ素塗布、クリーニングなどを行ったり指導する、
新しい考え方の歯科治療の事です。 |
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隣接面 |
歯と歯が隣り合っている面の事です。 |
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咬合採得 |
歯の噛み合わせを確定する事です。 |
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咬合性外傷 |
健康な歯茎や歯に過度の咬合力が加わったことにより、歯や歯茎に損傷がおきることです。 |
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